選んだ理由2 身体を伸ばせるフラットな就寝スペース

選んだ理由2 身体を伸ばせるフラットな就寝スペース

ワゴン車の場合、車種にもよりますが、1列目と2列目、もしくは2列目と3列目のシートをフラットにすることで、大概は大人が足を伸ばして寝られるスペースを確保することはできます。いわゆる「エコノミー症候群」を心配せずに旅を続けることはできることになります。

参考 エスティマのシートをフルフラットにした状態

ただ、常にベッドスペースを展開しておくことは難しい場合もありますし、また、今までに乗ってきた多くのワゴン車の場合、運転席からそうしたベッドスペースに移動するには1度車外に出なければいけないことも少なくありませんでした。
アドリアツイン540のレイアウト    

そのため、常設のベッドスペースを持つ車、それも運転席からそのまま車内を通って就寝できる車というのが理想でした。この540は、車体後部に常設のベッド(長さ190㎝、幅140㎝~116㎝)があり、さらに運転席からウォークスルーで移動することができます。


ベッドの位置は床から1mほどとややハイマウントで、我が家の場合ベッドに直接上がることができるのはジャンプ力のあるアメリカンショートヘアー(猫)だけですが、折りたたみのステップを使えば、多少は寝ぼけた状態でも楽に乗り降りすることができます。



ウッドスプリングの上にさらに寝心地のよいマットもあって、実際このベッドで一ケ月以上寝続ける旅をしても、十分心身の疲れを癒やすこともできました。むしろ、旅から帰って久しぶりに自宅のベッドで寝るときに、なかなか寝付けない思いをしたぐらいです。


「旅車(たびぐるま)」というジャンルがあるとしたら、このベッドのある540は「長旅車」といってもいいかもしれません。

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